6月14日は「世界献血者デー」です!

毎年6月14日は世界保健機関(WHO)によって「世界献血者デー」と定められており、安全な血液製剤の必要性を啓発し、自発的かつ無償の献血にご協力いただいている方々に感謝する日とされています。
今年は「世界献血者デー」が始まって20年目にあたり、全世界が「Give blood, give hope: together we save lives(献血が希望になる。いのちを救うのは私たちです)(仮訳)」というテーマのもとに心を一つにします。
■献血の現状
日本では毎年約554万人もの多くの方に献血会場にお越しいただいておりますが、すべての方に献血をお願いできるわけではありません。下図のとおり、問診や事前検査などの結果により献血をお控えいただく場合や献血で採血された血液がより安全な血液製剤を製造するうえで基準に適合しない場合があります。
このため、必要とされる献血血液を安定的に確保するには、より多くの方からの継続した献血が必要となります。
皆さまの献血によりいただいた血液からは、輸血用血液製剤および血漿分画製剤(血液から造られる薬)という2種類の血液製剤が製造されています。
輸血と聞くと、多くの方は手術や大けがの治療の場面を想像するかもしれませんが、輸血用血液製剤の大半は、がんをはじめとした病気の治療に使用されています。
一方、血漿分画製剤は、血友病や自己免疫疾患の治療に使用されており、特に免疫グロブリン製剤については、神経系の難治性疾患の治療効果が明らかにされたことに伴い近年需要が増加傾向にあります。
■日本赤十字社の取り組み
全国各地の献血会場等で、さまざまなイベントによる献血啓発を企画しています。その一部を紹介します。
・オリジナルバルーン配布イベント
6月14日(土)の「世界献血者デー」にあわせて、献血への日頃のご協力への感謝の気持ちを込めて「オリジナルバルーン」を配布いたします。バルーンの配布が「世界献血者デー」や献血をより身近に感じていただくきっかけとなれば幸いです。

<実施概要>
配布場所:東急プラザ表参道 オモカド 1階店頭スペース
(東京都渋谷区神宮前4丁目30−3)「明治神宮前」駅から徒歩1分
日 時:6月14日(土)11:00~ ※なくなり次第終了
対 象:希望者全員(先着1,000名様)
全国の血液センターでも同デザインのミニバルーンを配布いたします。
配布方法や対象献血会場については、お近くの血液センターまでお問い合わせください。
お問い合わせ先:血液センターの一覧はこちら
■患者さんからの声
献血推進プロモーションチャンネルでは、血液製剤を必要とされた方々からの「ありがとうの手紙」や「あなたの贈り物は、私たちの未来でした」が掲載されていますのでぜひご覧ください。
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